イラスト、モデリング、Unity、VR関連

unityとかblenderとかvr関連の作業メモ

ocuras go の開発環境を整える(WIndows 10)

++用意するもの

PC,Ocuras Go,PCとOcurasGoを繋ぐusbケーブル

 

++Unityをインストール

UnityHubをインストールし、UnityHubからunityの最新版をインストールする(今回は2018.3をインストール)。このとき、Android Build Supportにチェックを入れる。

(日本語化したければ日本語化パッケージにもチェックを入れておく)

Download - Unity

 

++AndroidSDKをインストール

Android Studio と SDK ツールのダウンロード  |  Android Developers

エディタが要らない人は

下の方にあるコマンドライン ツールのみ、からインストールする。

https://dl.google.com/android/repository/sdk-tools-windows-4333796.zip?hl=ja

 

++JDKをインストール

私がやったときはjdk8が対応していた

Java SE Development Kit 8 - Downloads

Java SE Development Kit 8u191からインストールする

(Accept License Agreementにチェックを入れる)

 

++Unityの設定

Unityでプロジェクトを開いて 

ファイル=>ビルド設定

プラットフォームからAndroidを選択

switching platformをクリック

 

続いて、player settingをクリックすると、右側に以下のような画面が出るので、

xrセッティングのvrサポートにチェックを入れ、その下のvirtual reallity sdkで、ocurasを選択

f:id:arumogina:20190115222722p:plain

続いて、その他の設定にて

パッケージ名を適当な名前に変更

最小APIレベルをAndroid7.1に変更

スクリプティングランタイムバージョンを.NET 4xに変更

API互換性レベルを.NET 4xに変更

f:id:arumogina:20190115223046p:plain

 

続いて、編集=>環境設定=>外部ツールを選択

SDKには解凍したAndroidSDKのフォルダをそのまま設定すればいい

f:id:arumogina:20190115223517p:plain

NDKについては今回は空のままにしておく

 

++adb.exeのパスを通す

解凍したAndroidSDKのフォルダのどこかにadb.exeというファイルがあるので、検索をかけて、右クリック=>プロパティ、で、パスをコピー。

windowsの左下の検索欄で、環境変数と入力して検索

環境変数=>変数名:PATHを選択=>編集=>新規、

ここでコピーしたパスをペースト=>OK

 

++ocuras goの設定

https://dashboard.oculus.com/organizations/create/

に行き、適当に団体名を設定する

ocuras go を起動し、スマホのocurasアプリでペアリングし設定画面を開く。

アプリでペアリングしたocuras goを選択し、その他の設定=>開発者モードに入り、オンにする。

 

ocuras goとpcをusbケーブルで接続

PC側で、コマンドプロンプトを立ち上げて、

adb devices

これで、

List of devices attached
1KWPHxxxxxx device

とか出たらOK.

Ocuras上で接続許可的な画面が出来るので許可する

 

++アプリをビルドしてocurasで実行する

file=>build settings => build and run

正常にビルド出来ていれば、ocuras 上でアプリが実行される

 

 

++Oculus Integrationを入れる

Oculus Integration - Asset Store

からインストール。

インポート後、1.3.4にアップデートを促すメッセージが出るので、それに従う。

終わったら、プロジェクトウィンドウにて

Oculus/VR/Plugins/1.34.0/AndroidUniversal/OVRPlugin

を開いて以下のように設定する。

f:id:arumogina:20190228203308p:plain

これをしないと、以下のようなエラーが出る。

UnauthorizedAccessException: Access to the path "Assets\Oculus\VR\Plugins\1.34.0\AndroidUniversal\OVRPlugin.aar" or "Temp\StagingArea\aar\OVRPlugin.aar" is denied.

 

ただし、この設定をするとビルドは通るようになるが、以下のメッセージが出続けるという問題が生じる。かなりウザいので、ビルド時のみ上の設定をするのが良い

How can I let this message never appear again? — Oculus

 

Unity+Oculus Go開発メモ - フレームシンセシス

OculusGoでスクロールの入力に合わせFPS風の縦横移動を試みる – Tomoarch

 

++VysorでOcurasGoの画面をデスクトップ画面に出力

OcurasをUSBでつないで、adb devicesで端末が表示されるなら

Vysor - Chrome ウェブストア

を入れるだけで、画面のミラーリングが出来る。

無線したいなら以下のブログを参考に

【VR】Oculus GoをPCへミラーリングさせる(無線) - helloworlds

 

Vysorのプロ版だと高画質、音声のミラーリングも出来るとあるが、音声のミラーリングは出来なかった。これについて少なくとも半年以上前からIssueがあげられているが修正の気配がない。

 

++ocuras goのusbケーブルを延長する。

100均のセリアで売ってたデータ転送可能なusb延長ケーブルで問題なく延長出来た。

 

++自動スリープを停止する

ocuras go を被って、設定=>すべてを見る=>電源=>オートスリープにて、なし、に設定する